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【DTMスキル】曲の柱となるドラムのミックスについて簡単にまとめてみた。

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EG049

今回はドラムのミックスについて色々と書いていきます。
ベースと合わせて「リズム隊」と呼ばれますが、楽曲の芯となる重要なパートです。レコーディングでもまずはリズム隊から始めるのがセオリーとなっています。打ち込み、生演奏と言う違いはあれど、基本的な部分はそう変わらないので少しでも参考になれば幸いです。

基本的なドラムセットの構成は以下のようになります。

・キック(バスドラム)
・スネア
・ハイタム
・ロータム
・フロアタム

・ハイハット
・クラッシュシンバル(右、左)
・ライドシンバル(トップシンバル)

他にも構成によって変わりますが、普通のセットであればこのような形になります。

【各パーツの定位】

最近のドラム音源で打ち込む場合は特にこだわりがなければ自分で設定する必要は無い場合が多いです。デフォルトで基本的な定位に設定されているので、知識がない人はそのままにしておいた方が良いかと思います。生演奏の録音データを扱う場合はそれぞれのパーツについて個別に音を配置する必要があります。

基本的な配置としては、「自分がドラムセットに座っている状態での配置」を想定して定位を決めていきます。人により微妙に配置が変わったりしますが、分かりやすいもので言えば、ハイハットは左、フロアタムは右、キックとスネアは中心になります。視点を変えて、「自分がステージからドラムセットを見ている状態での配置」と言うのもあります。この場合は前者の配置と真逆になりますね。特にこだわりがなければ前者のままでOKです。ほとんどのドラム音源ではデフォルトでこの設定になっています。

定位の割合の目安もある程度決めておいたほうが良いです。あまり各パーツの音を広げすぎると一体感が無くなってしまうこともあるので、曲によってドラムセット全体の音の広がり具合を調整していく必要があります。私の場合は割りと幅が広めな定位にする事が多いです。左右70%くらいでしょうか…場合によりもっと大げさな定位にすることもあります。チャイナシンバルは特に左右のどちらかに分かりやすい形で割り振っています。ドラムセットの両端を決めておくことは割と重要な気がします。

【使用するエフェクトプラグイン】

・イコライザー
それぞれの音が必要以上にぶつかり合わないようにするために使います。シンバル類は少しローカットした方が全体がすっきりすることが多いです。現状で特に問題なければそのままで問題ありません。

・コンプレッサー
コンプレッサーはキックやスネアの音に締まりを持たせたり、アタックの設定によって前ノリ、後ノリといったグルーブ感を設定する事が出来ます。メタルのドラムは全体的にパキパキとした音の場合が多いですが、あの音作りにはコンプレッサーが必須となります。

・マキシマイザー、リミッター
マキシマイザーに関しては、私の場合はキックに使うことが多いです。クリップさせないように、そして音量も稼ぎたい時に使います。リミッターに関してもクリップを防ぐことに使うのですが、私はマキシマイザーを使っています。

・リバーブ
部屋鳴りを作るために使います。曲調やジャンルによって設定が様々なのですが、基本的にはルーム、プレートリバーブのいずれかを音が引っ込まない程度に設定するのがベターです。

・オーバードライブ、ディストーション
少し歪ませることによって迫力のあるロックな音作りが期待できます。特に打ち込み臭が強いリズムトラックに使用すると効果的です。パンチが欲しい時に一度試してみるのもひとつの方法ですね。強くかけるとかなり過激な音になりますが、ピンポイント程度にとどめておいた方がいいでしょう。

・フィルター
ハイパス、ローパス共にピンポイントで使うことによって曲にアクセントを与えることが出来ます。割とよく使われていますよね。曲によっては掛けっぱなしの場合もあります。センスを問われるエフェクトです。

【ダイナミクス】

楽曲のそれぞれの場面においての盛り上がりや静かになる時がありますが、当然その際には楽器の音量も変わってきます。当然ドラムもシーンに合わせて音量を調節します。イントロやサビを大きめに、他はシーンに応じてサビ以下の音量でそれぞれオートメーションを書いていきます。曲によってはドラムのオートメーションを大げさにしておいてもいいかと思います。マスタリングの際にコンプレッサーやマキシマイザーを使うのですが、エフェクトの特性上どうしても音数の多いシーン(特にサビ)では音が引っ込んでしまうので音数が減ったパートに移った時に不自然にドラムが持ち上がってしまう事が気になってしまいます。

【他の楽器となじませる】

ボーカルと同じくリバーブを使います。パーツ単体ではなく全体にひとつのリバーブをかけることになりますが、他の楽器とよりなじませるための方法としてDAW上で新規のバスをひとつ立ち上げ、そこにドラムセット全体を通します。そしてさらに同じバスにギターやベース等を少しだけ通します。同じ設定のリバーブを統一して使うことによって「同じ空間で音を鳴らしている感覚」をシミュレートする形となります。マスターにリバーブを使うと全体にかかってしまうので、バスを用いて任意のトラックのみにエフェクトを通すのがベターです。ギターやピアノ等に個別にリバーブを使用している場合はバス側のリバーブの割合に注意しないと必要以上にウェットになってしまいます。

【音を重ねる】

スネアやキックにおいて私が時々やるのですが、ドライな状態のスネアに思い切りコンプレッサーをかけたスネアの音を重ねて、それぞれの音量のバランスを取りながら音を作る事があります。他にもタイトで締りのあるスネアにふくよかなスネアを重ねたり、とにかく違う成分のスネアの音を重ねて音作りをする形です。キックも同様です。プラグインを使うのとはまた違った音作りができるのでアイデアのひとつとして面白いと思います。

【終わりに】

ここまでドラムセット単体でのミックスについて触れてきましたが、結局のところドラムも楽曲の一部なので他の楽器やボーカルが混ざった全体でのミックスで捉えていかなければいけません。ですがまずは曲の芯の部分となるリズムトラックの音作りをしっかりとやっておけば、その後の全体のミックスの良いイメージ作りにつながるはずです。



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