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【レビュー】「木造迷宮」を全巻読んだので感想でも

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kuzoumeikyuu

今回は個人的にものすごく、最高に超おすすめの「木造迷宮」についてです。

全12巻とそれなりのボリュームですが、ストレスなく最後までいい気分で読めてしまいます。

物語は団地が建ち始める昭和30年台から40年台、当時は入居するために何十倍という倍率の抽選の末に入居できる憧れの象徴だった時代です。

いわゆる日本の高度成長期の頃のお話ですね。私もまだまだこの世に生を受けていない時代です。

メインとなるのは古い木造の一軒家。

そこに住むのは元小学校の教師で現在は売れない三文小説家の柴谷広一(シバタニコーイチ)、そして住み込みで働く「よくできた女中」のヤイさんです。

女中さんというのはわかりやすく言えば「メイドさん」のような存在で、住み込み先の使用人という立場です。

この二人を中心にささやかながらもハートフルな日常を描く物語です。

この作品の魅力はなんといっても「ヤイさん」です。

年齢的にはお酒を嗜むのですでに成人しているのですが、ものすごく奥ゆかしくて慎ましくて可愛らしい女性なんです。

画像の通り小柄です。箒が大きく見えてしまうくらいです。可愛いです。

まさに「可憐」という言葉が相応しい存在ですね。現在の日本では絶滅危惧種です。

多分見つけたら政府の保護下のもと厳重に保護されるレベルでしょう。

割烹着姿も非常に可愛いのですが、時折見せる色気もあり、とても魅力的に描かれています。

最終巻までに数回新年を迎えているので、最終的には妙齢の女性になっているはずです。

柴谷のことを「ダンナさん」と呼び、かいがいしく世話を焼き、柴谷も彼女を思いやりながら日々を過ごしている姿は主人と使用人ではなく、初々しい夫婦にしか見えません。

そんな二人のもどかしくも微笑ましい日常は見ているだけで心が温まります。

ここまでひたすらヤイさんを称える内容ですが、物語や時代背景についてもかなり高いレベルで丁寧に描写されています。

古きよき昭和の時代を見事に表現できていると思いますし、登場人物や人間関係に無駄がなく、きちんと掘り下げられている点は好感が持てます。

安易な萌えやハーレム的な要素もなく、世界観を保っているのも良いですね。

あ、でもヤイさんのセーラー服姿と巫女装束は破壊力抜群でした。

物語が終盤に進むに連れてニアミスでぼやけていた人間関係が明らかになっていき、最後にちょっとした騒動がありますが、悪い方向に進む気配を微塵も感じさせないハッピーエンドで終わります。

まあ、柴谷とヤイさんが結ばれてめでたくエンディングを迎えるんですけどね。

羨ましい限りです。ああ羨ましい。

最後はヤイさんが幸せそうな笑顔で「ダンナさん」から「コーイチさん」と言い直すところがもうね、可愛すぎるんですよ。妙齢の女性ではありますが少女のような可愛さです。

ここまでダラダラ書いておいて結局は「ヤイさんが可愛い」ことしか書けていませんがもうそれでいいと思います。

読んだ人は絶対惚れてしまうはずですから。

もう何度も読み返してしまっている作品なのですが、読むたびに心が温かくなってしまう、そんな良作です。

電子書籍でも手に入るので気軽に読めてしまうのですが、何となくこの作品は紙の本で読みたいなと思わせてくれました。

表紙も毎回可愛いです。個人的には2巻と10巻がお気に入り。

男の独りよがりな幻想で大変申し訳無い気持ちもあるのですが、奥ゆかしくて家庭的な女性って…やっぱり良いですよね。

ということで今回はこの辺で。



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日本の片隅で音楽を作るDTMerです。 座右の銘は「継続は力なり」、「なるべく諦めない」 ブログでは音楽制作の記事を中心に興味のあることを書いています。
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