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【レビュー】「メイド諸君!」を読んだ。メイドさんの恋愛模様と「恋愛観」について少し…

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maid shokun

全4巻で完結しています。

メイド業界よりも恋愛をメインとした内容です。

「面白い」か「面白くない」かで言えば「面白い」作品だと言えます。

メイドと客、同性愛(女性の)が複雑に絡み合いながら、最後には少し心に傷を負いながらも前に進んだり、想いは遂げられたとしても苦しい恋愛であったりと、割りとリアルで共感できる点が多い作品だったように思います。

ネット上で取り上げられる有名なカットとしては…

「なんで処女じゃないんですかっ!」(検索してみてね)のシーン。

コレに尽きます。私も読んでいて度肝を抜かれました。

ヒロインの千代子(1,4巻表紙の娘ね)が処女じゃない事で鳥取(仲良くなったお客さん)から責められるシーンです。

女性経験のない男の余裕の無さから何とも情けない態度を取り続けてしまいます。

この鳥取という彼は、最後まで苦しい恋愛を続けることになります。

結末はネタバレになるので書きませんが、情けなく、みっともなく、惨めで、と言う類の言葉がよく合う感じです。でも、私も男なので気持ちとしては理解できる点もあったりします。

他には店内での女性同士の恋愛についても書かれています。

同性愛で将来的に幸せになる難しさ、そしてその重さを感じさせられます。

まあ、気になった人はとにかく読んでみてください。いい作品です。

最近では日本でも同性同士がパートナーとして証明される動きが出てきています。

■11月5日から同性パートナー証明 東京都渋谷区、全国初の条例で(サンケイニュース)

今後、更に日本でも同性同士のパートナー証明が結婚と同じ位置づけとして根付いていくと思います。

そういう意味ではこの物語の中の女の子たちも報われる日がくるのかも知れませんね。

私自身はノーマルですが、同性同士の恋愛は特に否定的でもないので、制度そのものに関しては個人の幸福のためにも是非進めていって欲しいです。

そんでもって恋愛についてですが、個人的な経験をもとに書くとすれば…

「メイドさんとの恋愛って相当難易度高くない?」です。

しかも童貞であれば、その難易度は更に上がります。と言うか無理ゲーです。

可愛いメイドさんなんて彼氏がいたり、経験があって当たり前なんです。だって可愛いんだもの。彼氏の一人や二人いて当然なんですよ。

恋愛経験ゼロで処女厨としか思えない恋愛弱者の鳥取に対して社交的で可愛いメイドさんの千代子…もう圧倒的な差じゃないですか。

男って情けない生き物で、自分に余裕がなくなると好きな女の子にも優しくできないどころかキツく当たってしまうことがあるんです。

そうすることで自分のプライドを守る事ができると考えるからです。

私自身にも経験はあるし、周りの知人にも作中の鳥取と似たような行動をとった人はいました。

情けないですが、経験の浅い男はこんなものです。

恋愛に限らずですが、何事も経験を重ねて、至らない点を反省しながら改善、前に進んでいくものなのです。

それが出来て初めて好きな人を思いやり、愛し愛されていけるのだと私は思います。

PCやテレビの中にいる女の子とは違って生きていますからね。一筋縄ではいかないです。

いっぱい失敗をして、失恋して、傷付いて前に進んでいくものなんです。

私も今思い出しても凹みそうな記憶をたくさん抱えながら生きてきて、いい年こいたおっさんになったので、多少はこういう事を書いてみてもいいのかな、と。

あ、ちなみに生身の女の子もPCやテレビの中の女の子も両方大好きですよ?

何ともまとまりのないよく分からない内容になってしまいましたが、少し胸が痛むビターな恋愛劇、ぜひ一度手にとって欲しいなと思います。



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日本の片隅で音楽を作るDTMerです。 座右の銘は「継続は力なり」、「なるべく諦めない」 ブログでは音楽制作の記事を中心に興味のあることを書いています。
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