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【初心者向け】作曲家とコラボしたり「歌ってみた」のためのボーカル、歌い手さんがバッチリ録音する方法「録音、ボーカルデータ作成編」

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オンライン上でオーディオデータをやりとりして楽曲を制作するスタイルは今となっては珍しいことでも無くなってしまいました。中でも一番多いパターンが、作曲者とボーカリストが共同で制作するスタイルではないでしょうか。

その場合は作曲者がDTMなどで制作した曲のデータを2ミックスにしてボーカリストに渡し、ボーカリストはそのデータを用いて自宅にてボーカルを録音して、そのボーカルデータを作曲者に渡して仕上げる…と、こんな感じでしょうか。ボーカル以外であれば、ギターやベースであっても作業の流れ自体はそれほど変わらないでしょう。

ニコニコ動画でも「歌ってみた」などで様々な方々がコラボレーションを楽しんでいます。その際に作曲者やミックスをする人にデータを渡すことになるのですが、今回は初心者向けにボーカルデータの制作に関していくつか注意する点を書いていきたいと思います。

必要な機材に関しては以前に書いた記事を参考にして下さい。

【ノイズ、入力レベルに細心の注意を払う】

ノイズは音楽制作にとって最大の敵です。ボーカル録音は基本的にコンデンサーマイクを使う場合が多いので、録音の際には周りの環境作りはとても大切です。コンデンサーマイクはとても些細な音も拾ってしまうので、マイクスタンドに身体が当たらないように、足でリズムを取る時にも振動に気を付けましょう。どうしても環境が良くない場合は以前に書いた記事で触れたようにリハーサルスタジオを個人練習で借りるか、近所にない場合はカラオケボックスでも良いかも知れません。

また、録音の入力レベルにも注意しましょう。最大入力レベルがメーターが赤いラインに触れないように歌う前にしっかりと調節しましょう。せっかく良いテイクだったのに音割れしてしまっては使えないものになってしまいます。ボーカリストこそ個人で録音するためにはエンジニア並みの知識が必要になってきます。
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こんな感じで赤くならないようにしたいものです。

【1つのパートにつき3テイク分のデータを渡す】

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例えばボーカル1本、コーラスが2本必要な曲の場合はそれぞれ3テイクずつデータを残しておきましょう。この場合は全部で9本分のデータになりますね。理由としては、もちろん複数テイクからいいものだけを選び、ベストテイクを作るというのもありますが、もう一つの理由としては、致命的なノイズが入っていて、除去が不可能な所がある場合に、別のテイクのデータを引っ張ってきて修正できるから、と言う点も大きいです。ギャラが発生する場合の作業であれば多少のリテイクは要求できるのでしょうが、コラボ等で無償の場合はなかなか言い出せなかったりします。また、そうでなくてもリテイクの連絡、作業の手間を大幅に短縮できる事も多いので、出来るだけ複数のテイクを渡せるようにしておきたい所ですね。

【ボーカルデータはモノラルで録音する。】

基本的にボーカルの録音は「モノラル」で行います。録音の時点では特に左右への広がりも必要ないし、データの容量もステレオのデータより小さくなるので、相手に送る際にもその方が何かと便利です。
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上の画像を見て頂ければ分かりやすいと思うのですが、ステレオのデータは青い波形のデータのように2本のデータが並んでいます。その下のモノラルのデータは波形が1本ですね。ボーカルを録音する場合は基本的には下のようにモノラルで録音するようにして下さい。ステレオで録音してしまってもモノラルに変換するのは難しいことではないので、ステレオで録音してしまった場合はモノラルに変換してから渡すと良いでしょう。自分では分からない場合は無理をせず、相手に渡してお願いしてしまった方がベターです。

【オケのデータと「アタマ」を揃えよう】

これです。これはかなり重要な事なのですが、出来上がったボーカルデータを適当に切り取って渡されてしまうと、オケとの位置調整にものすごく時間がかかってしまう場合があります。オケのデータとボーカルのデータを並べた時に、そのままで問題なく聴ける状態にしておくことが大事です。
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こんな感じです。一番上がオケのデータ、そして順番にボーカルが2本、コーラスが1本。

この状態で再生させると、ボーカルがオケとズレること無く曲が流れます。歌っていない部分は無音状態のデータになっています。コーラスに関してはボーカルよりも更に場所が少ないので無音の部分が更に多くなっています。一見無駄があるように見えますが、この状態で渡すほうが作業は円滑に進みます。位置の調整の必要がないからです。これは本当に大事です。データの切り貼りはミックスする側に任せて、とにかく分かりやすいデータの作成を心がけましょう。

と、今回はボーカルの録音とデータ作成について少し書いてみました。あ、もちろんデータ形式は「WAVE」や「AIFF」と言った非圧縮のものにしておいてください。間違ってもMP3とかはアウトです。これはさすがに無いと思いますが一応最後に書いておきます。

生の音を録音するというのはボーカルに限らず難しいものですが、この辺りをクリアすれば楽曲のクオリティは飛躍的にアップします。頑張っていいテイクをいい状態で残してくださいね。

それでは今回はこの辺で。



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