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TPPの大筋合意によって著作権についてもこれで一応の決着が付いた形に




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このまま拗れ続けると思われていた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)ですが、10月5日に閉幕し、12カ国との協議もこれで一応の目処が立ったと言うことになります。

■<TPP>大筋合意 12カ国、GDP世界の4割(ヤフーニュース)

個人的には更に長丁場になりそうな気もしていたのですが、アメリカがかなりの譲歩の姿勢を見せたのか、今回の大筋合意に繋がったようです。

12カ国で世界のGDPの約4割という巨大な経済圏が生まれつつあります。

農業品や工業製品についての詳細は上記のリンク先に記載されているのでそちらを見ていただければ良いかと思います。

ここは一応音楽関連を中心としたサイトなので、やはり著作権をメインに少し書いてみようかと思います。

■TPP合意内容 著作権の保護期間70年に(NHKニュースWEB)

大きく変わった点と言えば…

・著作権の保護期間が50年から70年に

・著作物の違法な複製などについては親告罪から非親告罪に

何と言ってもこの2つではないでしょうか。

保護期間が70年とこれまでの期間から20年も延長になります。

アメリカは古い著作物が現在においてもかなりの利益を上げている状態なので、ここは守っておきたかった所なのではないかと思います。

有名どころで言えば日本にも巨大なテーマパークを有する「ディズニー」の作品がこれにあたりますね。

古いコンテンツですが、未だにディズニーのシンボルであるミッキーもプーさんもバリバリ現役でディズニーランドのお客さんに夢と希望を与え続けています。

それでは日本ではどうなのでしょうか。

「スタジオジブリ」の作品などに関しては、保護期間の延長は有利に動くかもしれません。

ですが、日本が売りにしているアニメや漫画の現在の状況は、どちらかと言えば大量消費の傾向が強く、著作権の保護期間が長くなることで有利になる著作物はあまり多くはないのではないかと思います。

何せアニメなんてシーズンごとに数多くのタイトルが1クールメインで放送されている状態なので…ライトノベルなんて片っ端からアニメ化しているのが今の日本のアニメ事情です。

何となくですがアメリカは今後、ディズニーの保護期間が終わりそうになった頃に更に延長を提案しそうな気も…しなくないですか?

個人的に著作権保護期間の延長はアメリカが優位に立つためのものであるように感じました。

そして今後の創作活動に大きく影響が出そうであると思われる「非親告罪」についてです。

■【TPP】著作権侵害、非親告罪の導入が確定したけど同人作家ってどうなるん?

これまで当サイトでも書いてきたことなのですが、今後は著作権保有者の意志に関係なく、著作権を侵害した該当者を調査、告訴できるようになります。

なので作者が黙認したとしても第三者の通報によって著作権の違反が成立してしまいます。

これで厳しくなる業界といえば、2次創作が多い「同人」の業界となります。

そして同人といえば年に2回開催される一大イベントである「コミックマーケット」があります。

これまでは著作権保有者の厚意や黙認によって成り立っていたイベントではありますが、この度の協定によって相当な苦境に立たされていくのではないでしょうか。

同人ショップなんてこのままだと衰退の一択しかありませんよね。

ただし、「市場における原著作物等の収益性に大きな影響を与えない場合はこの限りではない」と言う例外的な措置もあるので、趣味程度のサークルさんについてはさほどの心配はないのではないかと思います。

ですが二次創作がメインの大手サークルさんに関しては…完全にアウトになるので、これを機に今後の活動方針を見直していく必要があります。

特にR-18(エロ関連の事ね)での二次創作は著作物のイメージも損なう恐れがあるので、著作権料を支払う以前の問題になってしまいます。

「東方」はともかくとして、現在非常に多く出回っている「艦これ」や「アイドルマスター」について、今後どうなっていくのかに注目しています。

良いところもいっぱいあるんですけどね。

著作権保護が強化されるということはそれだけ権利を守ることが出来るということですし、海賊版が出回ることを防ぐこともできます。

クリエイター側にとってはそんなに悪いことだらけでは無いはずなんです。特にオリジナルで勝負している人にとってはメリットの方が大きいのではないでしょうか。

言い方を変えれば、同人サークルが2次創作で大きな利益をあげていたこれまでの状態の方が異常だったという考え方もあります。

趣味程度であれば許されることでも、ある程度の利益が生まれてしまう規模になれば形式上は同人であっても中身は立派な商業です。そして、商業において「他人の褌で相撲を取る」と言うのは法律以前にクリエーターとしてどうなのかな、と思わなくもありません。

確かに二次創作が活発なコンテンツは長寿になる傾向が強いですが、だからと言って著作権の侵害が許されるわけではありません。

私個人は上記のような考えを強く持っているわけではありませんが、やはり法律上どうしても二次創作者側の分が悪いことは否定できません。

ですが、今後もうまく折り合いをつけて同人と商業がお互いに良いところを見出していける関係が続いて欲しいと心から願っています。

そして私も今後は更に著作権についての知識を深めていきたいです。

二次創作をメインとしたサークルさんや作家さんのご意見なども聞いてみたいです。

それでは追記などもあるかもしれませんが、今回はとりあえずこの辺で。



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