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ジャスラックが音楽教室にスパイ投入!?潜入調査の末証人として出廷!!

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皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

つい先日ジャスラック関連の記事を書いた気がするのですが、今回はこれまでのもの以上に驚きの情報だったので取り上げさせて頂きます。

音楽教室からの著作権料徴収のために職員を主婦の肩書きで約2年間に渡って生徒として通わせ、潜入捜査していたことが分かりました。

しかもこの職員がヤマハとジャスラック間で続く訴訟において、何と証人として出廷する予定。

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陳述書の正当性

以下の一文がジャスラック側から東京地裁に提出した陳述書の一部です。

レッスンでは講師の模範演奏と生徒の演奏が交互に行われた。JASRACが著作権を管理する「美女と野獣」を講師が演奏した際は、ヤマハが用意した伴奏とともに弾いたため、「とても豪華に聞こえ、まるで演奏会の会場にいるような雰囲気を体感しました」と主張している。また「生徒は全身を耳にして講師の説明や模範演奏を聞いています」と記している。

「演奏会のような」という言葉の表現が「著作物を公衆に聞かせるために演奏する権利」にあたるので、だから音楽教室で講師が演奏する楽曲についても著作権が発生する、という事なのでしょうがこれってどうなんですかね?

主婦(ジャスラック職員)は当たり前ですがジャスラック側の人間なので、当然ジャスラックにとって有利な証言をします。

ですが、これが例えば生徒の中で無作為に選んだ一人に証言させた場合、その人は上記の一文のような事を言うでしょうか。

恐らくですが大半の人、と言うか9割は「授業の範囲内」と答えると思うんです。

私のようにどちらに転んだとしても「へえ、そうなんや」程度にしか思っていない人間でも同じことを聞かれたらやはり「授業の範囲内」と答えるでしょうし、講師の演奏を「公衆に聞かせるための演奏」とは思わないでしょう。

この事から完全なジャスラック主観の人間の証言に正当性があるかと言われたら首をひねってしまいます。

完成形を知らないと学びにはならない

講師が弾いた際には伴奏の音源を流して演奏したので「とても豪華に聞こえ」とありますが、これは音楽を学ぶ側にとって非常に重要なことです。

この言葉もジャスラックは「公衆に聞かせる演奏」として有利に持っていきたいのだと思いますが、私はこれこそ生徒にとって無くてはならない学びであるように思えてなりません。

講師の演奏+伴奏の音源は「楽曲の完成形」です。生徒の人は皆この完成形を目指して練習を重ねているのではないでしょうか。

楽器、楽曲にはもちろんソロもありますが、基本的に「アンサンブル」で成り立っています。

自身の楽器はアンサンブルのどの部分を担うか、なぜそのフレーズ、奏法なのか、単体の楽器、アンサンブル全体を照らし合わせながら練習する必要があるので、講師がオケを流して演奏するのは当然のことで、その「完成形」は公衆に聞かせるものではなく学びの対象でしかありません。

そりゃ生徒は全身を耳にして聞きますよ。お金払って学びに来てるんだからさ。

今回の件はさすがにイメージが悪すぎる

ジャスラックも音楽教室の件については早く決着をつけて演奏料を取りたいのは分かるのですが、今回のスパイ大作戦についてはさすがにイメージが悪すぎて私もどうやって養護すればいいか分かりません。

これが例えば、美容院やカフェに客として店内に入って音楽再生機器についてチェックしたり、スタッフとの日常会話から情報を収集した結果、使用料を払っていないので後日徴収…なら相手に非があるので分かるのですが…

他に方法はなかったんですかね?こういった組織の人って皆エリートのはずなんですけど。

終わりに

いつもジャスラック関連記事の終わりには「著作権は守られるべき~」と似たようなことを書いているので今回はナシにしときます。

この件についてはヤマハが一方的に正しいというわけでも無いので、当分は膠着状態が続きそうなのですが、ジャスラックも著作権管理組織としてのあり方について考えなければいけないような気がします。

著作権も使用料徴収も大事ですが、それと同じくらい音楽文化を守り、広めていくことも大事です。

新しい管理体制でも作っていったらどうですかね?アーティストごと、楽曲ごとに「この曲はどの用途でも徴収、この用途なら許可のみで徴収はなし」とか細かく徴収する内容をレコード会社やアーティストなどと細かく決めていく形なんて良さそうですよ。

それならアーティストだって本当に自分の意志で「この曲は音楽教室なら使用料が要らないので教材としてガンガン使ってください」とか言えますし。

「そんな細かい管理なんて無理」とは言わず、著作権管理のエキスパートなら是非とも新しい管理システムを作るなり、マンパワー全開で日々頑張って頂きたいものです。

それでは今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。

他のジャスラック関連の記事は以下からどうぞ



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